「やっぱカメラはF3だよ!」
遠い昔、クラスメイトのアカサワに自慢げに見せられた黒い無骨なカメラに魅せられ、ひき込まれ、うらやましかった自分には
「カメラはF3!」はまだまだ柔らかい脳漿にシッカリと刻み込まれた。
次にF3に近づいたのは「究極超人あ〜る」で、写真撮ってるところを見たことが無い鳥坂先輩が「失礼な!私だってカメラぐらいはもっている!」とかいって布団の中から出したのが「F3」だったような
(うろ覚えで、あとで確認)
やはりF3でなければ!と幼少の自分は決意したのであった
仕事でカメラが必須となり研修先でF3を発見。担当官に「…のように、カメラはF3が良いのです」などと教え込まれ、そろそろ受注生産になっていたF3を購入。
いかんせんズブの素人に一眼レフの世界が理解できるはずも無く、レンズも標準ズーム一本だけ、失敗写真を大量に生産し、恥ずかしい記憶がいまだにつみあがっている。
あこがれのF3から、自分の写真生活は始まって行く